アマミカタバミ(奄美傍食)

Oxalis amamiana


アマミカタバミ1

  • 科名・属名
  • : カタバミ科 カタバミ属

  • 特徴

  •  草丈3cm程度の多年草。
     茎はよく分枝して地上を這い、長さ10〜20cmになる。
     葉は倒心形で、小葉は長さ、幅とも5mm以下。両面に0.5mm程度の微毛がある。
     花は花茎の先に1個つき、直径5mm程度。花弁は倒卵状楕円形で黄色。
     種子は長さ0.8mm程度。

  • 分布・生育地

  •  奄美大島(固有)
     山地の渓流沿いの岩上のコケの中

  • 花期
  • : 4〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年6月9日 鹿児島県奄美大島
     中 2005年5月3日  同 上
     下 2007年6月9日  同 上

  • 撮影記

  •  この年は花の咲くのが遅れ、目的のアマミスミレは1花しか咲いていなかった。
     近くにはこの花の株も沢山あったものの、花は咲いていなかった。
     翌日、別の川を探し、やっと1花咲いているのを見つけた。0(花見られず)と1の差は大きくホッとした。
     花はカタバミそのものであるが、写真でもわかるように渓流植物の典型で、花も葉も非常に小さい。

     2007年、再チャレンジした。今度は岩上に点々と黄色の花が見られた。
     それにしても小さい。花のアップを撮るのに、苔の上に張り付くようにしなければならなかった。

    同じ科の仲間の花
アマミカタバミ2

花アップ