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- 科名・属名 : カタバミ科 カタバミ属
- 特徴 :
草丈10〜40cmの多年草。
茎は直立し、茎、葉柄、花柄、葉の裏には細毛がある。
葉は互生し、3小葉からなり、小葉は倒心形、長さ8〜20mm、幅15〜20mm。葉柄は長さ4〜9cm。
花は散形状または集散状に1〜3個つき、黄色で約径8mm。花序枝は直立し、長さ4〜15cm、花柄は長さ1〜2cm、斜上する。萼片は狭長楕円形、鋭頭で長さ4〜5mm。
果実(刮ハ)は円柱形、長さ1.5〜2cm、全体に反曲した白短毛と開出する多細胞毛があるか無毛。
- 分布・生育地 :
北海道〜本州(中北部) (国外:東アジア、北アメリカ東部、帰化(ヨーロッパ、アフリカ)) 山地の路傍や草むら
- 花期 : 6〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1990年7月1日 北海道札幌市八剣山 中上・全体2 2011年6月4日 東京都高尾山 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花1 同 上 左下・花2 2017年9月13日 同 上 右上・葉 同 上 右下・茎 2011年6月4日 同 上
- 撮影記 :
札幌市郊外の山にエゾマンテマを撮影に行った際、林下で出会った。
当時はこの花を知らず、全体が大きく花序枝の長い変わったカタバミがあるなと思い撮影し、あとでこの花とわかった。
その後見かけることはなかったが、高尾山を歩いていて久し振りにこの花に出会った。
北方系の花という認識があったので初めは疑問だったが、調べると高尾山にも自生していることが分かった。
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