エゾキケマン(蝦夷黄華鬘)

Corydalis speciosa


エゾキケマン1

  • 科名・属名 : ケシ科 キケマン属

  • 特徴 :
     草丈20〜40cmの2年草。
     茎は下部でいくらか分枝し、基部は斜上、上部はやや直立する。
     葉は互生、2回羽状複葉で狭卵形、長さ10〜15cm、幅4〜6cm。小葉は狭卵形でさらに細かく羽状に裂け、欠刻がある。
     花は総状にやや密に花をつけ、花序は果時に伸び、長さ5〜10cmになる。花は黄色で長さ2〜2.3cm。4個の花弁からなり、上花弁の後部は反り返って距となる。雄しべは2個、上下の束となり、それぞれ3裂する。
     果実(刮ハ)は線形でやや湾曲し、数珠状に括れ、長さ約3mm。種子の表面の細胞はレンズ状に盛り上がるが突起はない。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜本州(北部、隠岐) (国外:朝鮮、中国、サハリン、シベリア(東部))
     日当たりのいい山地の草地

  • 花期 :   5〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1990年5月6日  北海道札幌市
     中・全体2、以下全て    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     北海道の花の時期は雪の溶けた4月から始まるが、フクジュソウキバナノアマナくらいで、本格的なシーズンスタートは5月のGW頃である。
     シーズン開幕とばかりに出かけた林下はまだ花も少ないが、そんな中出迎えてくれる花は本当にありがたい。
     北海道に分布しているキケマン類は本種だけなので見誤ることはない。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
エゾキケマン2

花序