ヒメバイカモ(姫梅花藻)

Ranunculus kadzusensis


ヒメバイカモ1

  • 科名・属名 : キンポウゲ科 キンポウゲ属

  • 特徴 :
     草丈30〜100cmの沈水性の常緑多年草。
     茎は無毛か伏毛がある。
     沈水葉は扇形、長さ1.5〜3cm、3〜4回3出し、終裂片は糸状で幅約0.2mm。葉柄は長さ4〜12mm。浮葉は知られていない。
     花は葉腋から長さ1〜3cmの花柄の先に単生し、白色で中心部は黄色、径6〜10mm。花弁は5個、狭倒卵形で長さ約5mm、蜜腺は径約0.2mm、小さなへこみ状で退化的。萼は5個、舟形で長さ約2mm、花時に平開する。
     果実(集合果)は倒卵形、径3〜4mm。痩果は倒卵形、長さ約1.2mm、無毛で横皺があり、嘴は長さ約0.5mm、曲がらない。

  • 分布・生育地 :
     本州(東北地方南部、千葉県、中国地方西部)、九州(熊本県) (国外:朝鮮)
     河川、池沼

  • 花期 :   5〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2018年8月26日  島根県
     中上・全体2、以下全て    同  上
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     記録ではこの辺りで見つかっているということで、川沿いの道を歩き捜す。
     川の中に白い花が見え「やった」とばかり近づくと、ハゴロモモでガッカリする。
     あきらめて車に戻る途中、橋の上から未練がましく川を見下ろすと、中州の際にまた白い花が見えた。ハゴロモモの花より小さな感じがする。
     急いで川に降り岸辺を見ると、間違いなくバイカモの花だった。
     バイカモによく似ているが、花柄が3〜8cmあるバイカモよりはるかに短く、花もやや小振りで痩果が無毛であることが違いとされている。
     本州や九州に点々と自生地はあるようだが、あまり見ることのない花である。

  • 沈水葉

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ヒメバイカモ2

花1

花2