ヒメイチゲ(姫一華)

Anemone debilis


ヒメイチゲ

  • 科名・属名
  • : キンポウゲ科 イチリンソウ属

  • 特徴

  •  草丈5〜15cmの多年草。
     茎葉は3枚が輪生し、線状に細く3裂し鋸歯がある。
     花は白色で1cm程度と小さく、1個つける。花弁もやや細い。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(近畿地方以北)
     亜高山帯の針葉樹林下やハイマツの縁

  • 花期
  • : 4〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  1991年5月12日 北海道札幌市

  • 撮影記

  •  花は小さく葉も細くいことから、この仲間では一番弱々しく見える。
     5月頃、本州や北海道の山地林下でたまに見かけるが、そんなに多くはないように思う。
     写真は、5月半ば札幌市の郊外のハイキングコースで登山道際に咲いていた。
     この時期まだ日陰には雪が残っていて、ミヤマスミレアオチドリなどが元気に咲いていた。

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