コキクザキイチゲ(小菊咲一華)

Anemone pseudo-altaica f. gracilis


コキクザキイチゲ

  • 科名・属名
  • : キンポウゲ科 イチリンソウ属

  • 特徴

  •  草丈5cm前後の多年草。
     母種のキクザキイチゲに比べ小型で繊細なもの。
     花の色は白色または薄青紫色。箱根駒ケ岳が基準産地となっている。

  • 分布・生育地

  •  本州中部(太平洋側?) 広葉樹林下

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  1997年5月4日 神奈川県箱根

  • 撮影記

  •  「神奈川県植物誌」にもキクザキイチゲの品種として記載されているのでとりあげた。
     この花の基準産地になっている神奈川県箱根にGWに撮影に行くとなったら、予定など立たない。なにしろ全ての道路がひどい渋滞でいつ現地につくのかわからない。
     この日も比較的あてになる登山鉄道で近くまで行った。あとわずかな距離を乗るためにバスの来るのをかなりの時間待った。
     箱根の山上はまだ春浅い。それでもこの花やコイワザクラが咲き出していた。

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