シマゴショウ(島胡椒)Peperomia boninsimensis |
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草丈15〜30cmの常緑の多年草。 サダソウに似ているが、茎や葉に毛がない。 茎は茶褐色を帯びる。 葉は対生し、楕円形。多肉質で厚みがあり、先はやや尖り、全縁。基部は円みを帯びた鈍形。主脈だけが目立つ。 花は上部で分枝した穂状花序に、淡緑色の小さな花を多数つける。 果実は赤褐色に熟す。 小笠原諸島(固有種) やや湿った老木、岩壁に着生 2011年6月30日 東京都小笠原諸島 中、下・花 同 上 見上げた老木の二股になったところに、何本もの穂状花序を横に広げたこの花が咲いていた。 前々日、岩壁に多くの株が着生しているのを見ていたのだが、暗くてあまりいい絵になっていないだろうと、改めて何カットも撮影し直した。 九州南部や沖縄でよく似たサダソウを見ているが、こっちには茎や葉に毛がないのが違いとされる、小笠原諸島の固有種である。 ただ、沖縄にはケナシサタソウというのもあり、違いはよくわからない。 同じ科の仲間の花 |
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