コウゾ(楮)

Broussonetia kajinoki × B. papyrifera


コウゾ(雄株)


  • 科名・属名 : クワ科 カジノキ属

  • 特徴 :
     高さ2〜6mの落葉低木。栽培逸出。
     カジノキヒメコウゾの雑種。
     そのため、カジノキに近いものとヒメコウゾに近いものとがある。
     樹皮は褐色で小さな皮目が目立つ。若枝には毛があるが、カジノキほど密ではない。
     葉は互生、葉身は広卵形、長さ10〜20cm。カジノキに近いものは、表面は点状毛があってざらつくが、カジノキほどはざらつかない。ヒメコウゾに近いものはより幅が広くなり、裏面に毛が多い。葉柄は長さ1〜2cm。
     花は雌雄別株、雄花序は長さ1〜1.5cm、雌花序の花柱は6〜7mmとヒメコウゾより長い。
     果実(集合果)はほとんど結実しない。

  • 分布・生育地 :
     栽培逸出(中国、四国、九州で野生化) (国外:日本固有)
     人家近くの林中

  • 花期 :   4〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 2022年4月24日  大分県由布市
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・雄花序、以下全て    同  上

  • 撮影記 :
     本州(中国)〜九州地方で和紙の原料として栽培されたものが一部野生化しているようで、この花も大分県由布市の山中で出会った。
     雑種のためどちらかの親にも似たものがあり、和紙の原料としてはカジノキに近いものの樹皮の繊維を使うようだ。
     花はヒメコウゾに似ているが、雌雄別株なので見分けられる。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
雄花序

雌花序