チャボヤマハギ(矮鶏山萩)

Lespedeza bicolor var. nana


チャボヤマハギ

  • 科名・属名
  • : マメ科 ハギ属

  • 特徴

  •  高さ30cm程度の落葉小低木。
     葉は3出複葉で、小葉は広楕円形長さ1.5〜3cm。頂小葉が少し大きい。
     花は葉腋から出る花序に総状に多数つき、蝶形、紅紫色で長さ12〜17mm。萼筒は4裂する。
     果実(節果)は円く扁平で、熟しても裂開しない。

  • 分布・生育地

  •  北海道(アポイ岳)  超塩基性地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1990年8月19日 北海道アポイ岳

  • 撮影記

  •  北海道アポイ岳の超塩基性地に生えるヤマハギの固有の変種で、高さが低い。
     アポイ岳は花の山で有名であるが、標高の低いこともあって花期は早く、8月も半ばを過ぎるとすっかり秋の花だ。
     それでもこの時期はヒダカトリカブトヒダカトウヒレンの花が見られるので、1度は訪れたい。

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