アメリカキカシグサ(亜米利加きかし草)

Rotala ramoisior


アメリカキカシグサ

  • 科名・属名
  • : ミソハギ科 キカシグサ属

  • 特徴

  •  草丈10〜40cmの一年草。帰化。
     茎はやや円みのある四角形で直立し、斜上する枝を出す。
     葉は対生し、線形〜広線形で、長さ1〜3cm。普通緑色であるが、時に紅く染まる。
     花は葉腋に1花つき、花弁は白色〜淡紅色で小さく、早く落ちる。萼は筒状で、上部は4裂する。

  • 分布・生育地

  •  帰化(北アメリカ南部〜熱帯アメリカ原産)
     水田、湿った場所

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2012年8月27日 千葉県船橋市
     中・花、下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  ある水生植物の撮影に出かけた千葉県の川、川沿いの水田や休耕田を見て歩くが、オモダカが目立つくらいで目的の花は見当たらない。
     何枚目かの休耕田を見ていると、30cm以上もある草丈の高いキカシグサが群生しているのが目に入った。
     こんなキカシグサは見たことがないと目を近づけると、葉も細くて長いし、どうも感じが違う。帰って調べればわかるだろうと撮影した。
     調べると1993年に横浜で初めて見つかったようで、帰化種ではあるが初めての出会いは嬉しかった。

    同じ科の仲間の花
花

葉