サジバモウセンゴケ(匙葉毛氈苔)

Drosera × obovata


サジバモウセンゴケ

  • 科名・属名 : モウセンゴケ科 モウセンゴケ属

  • 特徴 :
     草丈10〜15cmの多年草。食虫植物。
     モウセンゴケナガバノモウセンゴケの自然雑種 と言われ、葉がモウセンゴケほど丸くなく、ナガバノモウセンゴケほど長くない中間的な形をしている。

  • 分布・生育地 :
     北海道、本州(尾瀬) (国外:朝鮮、千島列島、サハリンなど北半球の亜寒帯)
     高層湿原

  • 花期 :  7〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 1994年7月31日  福島県尾瀬ヶ原
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・葉 2018年7月24日  群馬県尾瀬ヶ原

  • 撮影記 :
     モウセンゴケとナガバノモウセンゴケの自然雑種と言われ、葉の形が中間的な形態をしているのが特徴である。
     当然のことながら、両種が生育していないとできない訳で、本州では尾瀬でしか見られない。
     しかし、中間的ということはどちらかに近いような形の葉もあるわけで、色々見ていくとよく判らなくなってくる。
     写真の株も本種としたが、ナガバノモウセンゴケであるような気もする。

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葉