ヒゲネワチガイソウ(髭根輪違草)

Pseudostellaria palibiniana


ヒゲネワチガイソウ1

  • 科名・属名 : ナデシコ科 ワチガイソウ属

  • 特徴 :
     草丈10〜20cmの多年草。
     根が1〜4個あってひげ根状。
     葉は対生するが、上部の2対の葉が接近してつくため、輪生状に見える。葉は倒披針形〜へら形。
     花は1個つき、白色で先は尖り、花弁は5〜7個。花柄に毛はない。

  • 分布・生育地 :
     本州(福島県〜中部地方) (国外:朝鮮)
     山地林下

  • 花期 :  4〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     1980年5月5日  群馬県鳴神山
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中 2008年5月4日  群馬県藤岡市
     下左・花 2015年4月22日  群馬県鳴神山
     下右・葉    同  上

  • 撮影記 :
     春、本州中部のやや明るい林下に咲いているのを見かける。
     この時期、まだ林床に緑は少なく、小さな白い花は以外に目に付く。
     花は、ワダソウワチガイソウによく似ている。
     花弁が5〜7個ありやや細いことや、上部の2対の葉がくっついていること等が特徴なので、観察時よく確認することが大事である。

  • 葉

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ヒゲネワチガイソウ2

花