ミツモリミミナグサ(三森耳菜草)Cerastium rubescens var. ovatum |
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草丈10〜30cmの多年草。 茎は下部に毛の列があり。上部や花柄には腺毛が混じる。 葉は線状披針形〜狭卵形で、長さ4〜6cm。茎葉は4〜6対あり、長さ1.5〜3cm。縁と裏面主脈には毛が多い。 花弁は5個、白色で長さ7〜10mm、先は2中裂する。 タカネミミナグサと同じとする整理もある。 北海道〜本州(北部) 山地〜亜高山の岩場 2008年5月24日 青森県 下・花 同 上 アオモリマンテマを撮影にやってきた青森県の山中、岩場の低い場所にマンテマとは違う白い花が咲いていた。 「ミツモリミミナグサだ」、北海道の三森山で見つけられたためこの和名がつけられているが、東北地方の白神山系にも分布している数少ない花だ。ただ、タカネミミナグサと同じという整理もあるが。 この花は怖い思いをしなくても撮影できる。まず高い場所に生えるアオモリマンテマを撮影し、一息ついてからじっくりと対面した。 もっと咲いていないかと岩場をトラバースしていくと、花どころか大量の残雪が谷間を埋めていた。木々の緑もまだ淡く、北東北の季節の違いを実感した。 同じ科の仲間の花 |