ツルビランジ(蔓びらんじ)

Silene keiskei var. minor f. procumbens


ツルビランジ1

  • 科名・属名
  • : ナデシコ科 マンテマ属

  • 特徴

  •  草丈1mの多年草。
     茎は細くて長く伸び、垂れ下がる。
     葉は広披針形で、葉柄がなくやや離れてつく。
     花は茎頂に少数つき、直径1.5〜3cm、花弁は紅紫色。
     ビランジの品種である。

  • 分布・生育地

  •  本州(中部、妙義山周辺)  岩場

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年8月4日 群馬県妙義山
     下 2005年9月23日  同 上

  • 撮影記

  •  9月末、トリカブト類の撮影に群馬県に出かけたところ、この花がまだ咲き残っているとのMさんの話。
     今年は、オオビランジを撮影していたので、関東で未撮影のビランジはこの花だけ。急遽回ってみることにした。
     着いた場所は、以前通ったことのある登山道のすぐ近く。こんなところにあるのかと岩肌を見上げると、ピンクの花が見えた。
     最初に見たときは終わりかけていたので再度挑戦したが、今度もパッとした花には出会えなかった。

    同じ科の仲間の花
ツルビランジ2