ハクサンサイコ(白山柴胡)

Bupleurum nipponicum


ハクサンサイコ

  • 科名・属名
  • : セリ科 ミシマサイコ属

  • 特徴

  •  草丈20〜60cmの多年草。
     全体に青白色を帯びる。
     茎は直立し、根元から出る葉や下部の葉は長楕円形〜へら形、上部の葉は長卵形で、先は尖り基部は茎を抱く。
     花は複散形花序で、花は黄色。1〜4個ある総苞片は広く、小総苞片は5〜6個、広卵形で先は尖り、花より長い。

  • 分布・生育地

  •  本州(中部地方以北) 高山の草地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1979年8月26日 群馬県至仏山
     下・花 1985年8月2日 長野県白馬岳

  • 撮影記

  •  本州中部以北の高山の草地に見られ、花の感じはエゾサイコ(ホソバノコガネサイコ)レブンサイコに似ている。
     セリ科の花は、小さな白い花が集まって花序を作るパターンがほとんどであるが、たまにこういう変わった花を見ると嬉しくなる。

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花アップ