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- 科名・属名 : セリ科 シシウド属
- 特徴 :
草丈1〜1.5mの多年草。
葉は1〜2回3出複葉、頂小葉は卵形〜三角形、長さ2〜5cm、幅1〜3cm。やや多肉質で先端は円く、縁には鈍鋸歯がある。
花は枝先に5〜25cmの複散形花序となり、白色で小さな花を多数つける。花柄には密に毛がある。
果実は広楕円形でやや小さく、翼がやや厚い。
ハマウドに似るが、葉が大きく、頂小葉が三角状広卵形で鋸歯が鈍形、花柄に密に毛があるというのが異なる点とされている。
- 分布・生育地 :
沖縄 (国外:台湾) 砂浜や海岸近くの草地
- 花期 : 3〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2005年4月22日 沖縄県石垣島 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中上・花序 同 上 中下・花 2018年4月3日 沖縄県国頭郡 左下・花柄 2017年4月11日 同 上 右下・葉 同 上
- 撮影記 :
春の石垣島、テッポウユリで有名なある岬に立ち寄ってみた。
一面白の絨毯を期待したのだが、花はポツポツしかさいていない。しかも、岩場の自生はともかく、芝生に植えられた状態ではカメラを向ける気もしない。
何か咲いていないかと探すと、崖の上にハマウドを見つけた。沖縄なら亜種かもと花仲間に尋ねると、別亜種という見方があるとのことで撮影した。
その後、沖縄島でも度々見かけた。
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