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 科名・属名 : スイレン科 コウホネ属
 特徴 :河川に生える多年草。
 コウホネとシモツケコウホネの雑種。
 葉は水中葉だけがあり(コウホネは水上葉も出る)、葉身は狭長楕円形、長さ20〜50cm、幅5〜7cm。基部は心形〜矢じり形、縁は波打つ。
 花は水上に抜き出た花茎の先に頂生し、花弁状の萼片は5個、黄色で外側は赤味を帯びる。雄しべは多数、柱頭は赤味を帯びる。
 分布・生育地 :本州(栃木県) (国外:日本固有)
 浅い流水中
 花期 :   6〜10月
 撮影月日・場所 :上・全体1 2020年10月7日  栃木県
 中上・全体2、以下全て    同  上
 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
 撮影記 :2005年に発表された種で、コウホネとシモツケコウホネの自然雑種とされている。
 この種は発表された直後、2度ほど自生地を訪れたが、流れの早い川の中に生えているため、花茎が常に揺れて止まらないうえ、やや距離があることから、フィルムカメラの望遠ではまともな写真は撮れなかった。
 最近、以前訪れた自生地とは別の場所にあることを知り、今度は何とか撮影したいと秋の1日訪れてみた。
 すると、そこは川一面にコンブのような水中葉が広がり、その中から上げた花茎の先に赤味を帯びた黄色の花が点々と咲いていた。
 また、川の流れもやや緩く、花までの距離も十分撮影できる範囲で、やっと満足のいく写真が撮れた。
  
 
  
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