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- 科名・属名 : スミレ科 スミレ属
- 特徴 :
草丈5〜15cmの多年草。
無茎種。砂浜のものは地下茎や根が長い。
スミレに似るが、葉がほこ形〜細長い披針形、長さ2〜6cm、幅0.8〜2cm。厚く光沢があり、表面を内側にして強く巻き込み、無毛。
花は濃紅紫色〜紫色で、長さ12〜17mm。
- 分布・生育地 :
北海道〜本州(山口県以北の日本海側)、九州(北部?) (国外:日本固有) 海岸の砂浜や礫地、時に海岸近くの市街地、山地
- 花期 : 4〜7月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2000年4月22日 石川県加賀市 中上・全体2 2002年4月14日 同 上 中下・全体2 1983年6月11日 北海道礼文島 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・花 2001年4月22日 石川県加賀市 右下・ 1988年4月30日 福井県福井市
- 撮影記 :
スミレの変種で、太平洋側にアツバスミレが分布するのに対し、本種は日本海側に分布する。
特徴は葉がほこ形で厚く、光沢があり、表面を内側にして巻き込むことが特徴である。
最初に発見され基準産地となっているのが礼文島西海岸のアナマ岩だったため、この和名がついているが、日本海側の海岸の砂浜では割合に良く見られる。
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