アルガスミレ(有賀菫)

V. mandshurica × V. hirtipes


アルガスミレ1


  • 科名・属名 : スミレ科 スミレ属

  • 特徴 :
     草丈5〜20cmの多年草。
     スミレサクラスミレの雑種。
     葉は長楕円状披針形〜卵状披針形と両者の中間形で、裏面はいくらか紫色を帯びる。毛は無毛なものから短毛が密生するものまである。葉柄の下部にはサクラスミレのように毛が密生する。
     花は濃紫色〜濃赤紫色で、径1.5〜2.3cm。花柄の下部には毛が密生する。サクラスミレ状の開き方をするものが多く、側弁の基部には長白毛が密生する。唇弁の距は円筒形で長さ6〜7mm。

  • 分布・生育地 :
     本州(長野県) (国外:日本固有)
     明るい草地・樹林下

  • 花期 :  4〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2013年6月6日  長野県霧が峰
     中・全体2、以下全て    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     だ盛期を過ぎているため花の終わっている株が多く、ちょっとカメラを向ける気にはなれない。
     そんな中に、ほぼ終わりがけのこのスミレを見つけた。花はスミレに似ているが、葉や基部形が異なる。
     スミレサクラスミレの雑種のこの花だろうと推測したが、図鑑にもあるように判別は難しく、100%の自信を持って同定できなかった。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
アルガスミレ2

花