ヒメアギスミレ(姫顎菫)

Viola verecunda var. subaequiloba


ヒメアギスミレ1

  • 科名・属名
  • : スミレ科 スミレ属

  • 特徴

  •  草丈5〜10cmの多年草。
     茎は地上を這い、途中から根を出す特徴がある。
     葉は心形で、幅1.5〜2.5cm。基部は心形で、花後、半月形になる。
     花は直径8mm前後、白色で唇弁に紫条がある。

  • 分布・生育地

  •  本州(愛知県以西)〜九州
     低地の湿地や湿原

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2006年5月3日  愛知県豊橋市
     中 1999年5月9日    同  上
     下左・花    同  上
     下右・葉 2014年5月18日    同  上

  • 撮影記

  •  ニョイスミレの変種で、愛知県以西の低地の湿原や湿地に生え、花後、三日月形というかブーメラン状になる葉が特徴的である。
     東日本に分布するアギスミレの変種で、全体に小型である。
     ミカワバイケイソウを見に出かけた愛知県豊橋市の葦毛湿原で、近くの湿地に咲いていた。

     2006年、この花を見かけた湿原に以前より少し早めに出かけたら、ちょうど花期のピークだった。

    葉

    同じ科の仲間の花
ヒメアギスミレ2

花