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- 科名・属名 : スミレ科 スミレ属(ミヤマスミレ節)
- 特徴 :
草丈5〜10cmの多年草。
フモトスミレとマキノスミレの雑種。
葉は卵状披針形で、両種の中間的な形で、無毛かいくらか毛がある。裏面は紫色を帯びる。
花は直径1〜1.3cm、花弁は淡紅紫色で裏面は紫色が濃い。側花弁の基部は有毛。
- 分布・生育地 :
本州 (国外:日本固有?) 林縁、林下
- 花期 : 4月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1999年4月21日 東京都青梅市 中・全体2 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 下・花 2007年4月1日 群馬県藤岡市
- 撮影記 :
フモトスミレとマキノスミレの雑種で美しい花をつける。
最初にのは見つかったのは長野県木曽地方、フイリフモトスミレとマキノスミレの雑種で、片親に白斑があることから葉に白斑が現れているが、本種は斑のないフモトスミレが親のため斑が入らないのが特徴である。
図鑑類ではマキノスミレのように花は紅紫色が強いとあるが、東京都で見た株はフモトスミレの花に似ていて淡紅紫色だった。
スミレ全体にも言えるが、花は当たり年とそうでない年との差が大きく、年によってはほとんど花のつかない年もある。
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