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- 科名・属名 : スミレ科 スミレ属
- 特徴 :
草丈5〜10cm。
葉は長楕円状披針形〜三角状披針形で、花時の葉身は長さ1〜5cm、幅1〜2cm、縁は波打つ。基部は急に細まるか切形でほとんど翼はない。
花後葉柄は10〜20cmに伸びる。
花は直径1.2〜2cm、淡紫色〜青紫色まで花色の変化がある。側弁は普通無毛。
- 分布・生育地 :
本州(秋田県以南)〜九州(屋久島以北) 低地の路傍から1000mの山地
- 花期 : 3〜4月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1995年4月9日 埼玉県浦和市 中上・全体2 2023年3月15日 東京都八王子市 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花、以下全て 同 上
- 撮影記 :
スミレによく似ていて区別しにくいが、花期が少し早い、花色がやや青紫色が強い、香りが強い、葉や花の縁がやや波打つ、葉柄の翼は目立たないなどの違いがある。
とはいっても自生状態では慣れないとなかなか区別は難しい。
田んぼの畦や堤防上などで見かけることが多く、この花もサクラソウを見に出かけた荒川の土手に咲いていた。
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