サンインタチツボスミレ(山陰立坪菫)(仮称)

Viola sp.(学名未定)


サンインタチツボスミレ

  • 科名・属名
  • : スミレ科 スミレ属

  • 特徴

  •  草丈5〜10cmの多年草。
     いがりまさし「日本のスミレ」(山と渓谷社)で、コタチツボスミレと別種とされ、この名前(仮称)が付けられている。
     それによると、全体にちいさいだけでなく、葉の基部が切形〜浅い心形、茎が立ち上がらず地面を這う、葉の鋸歯が目立たないという特徴があるとされている。

  • 分布・生育地

  •  本州(主に東北〜九州地方北部の日本海側)、四国(瀬戸内海側)
     道端、山地の林縁

  • 花期
  • : 3〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年4月5日 兵庫県豊岡市
     下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  山陰路の低山、まだ花の少ない早春の道端で小さなスミレが、遠来の客を歓迎してくれた。
     葉の基部が切形で鋸歯が目立たないのが特徴という、いがりさんの「日本のスミレ」で本種(仮称)とされている花で、ここでもその分類に従った。
     他にもオオタチツボスミレコスミレなど、多くのスミレが見られた。

    同じ科の仲間の花
葉アップ