シロスミレ(白菫)

Viola patrinii


シロスミレ

  • 科名・属名
  • : スミレ科 スミレ属

  • 特徴

  •  草丈10〜15cm。
     葉は少なく真っ直ぐ立ち、三角状披針形〜長楕円状披針形で、花時の葉身は2.5〜7cm、葉柄に比べて葉身は短い。
     花は直径1.5〜2cm、白色で紫条がある。側弁は有毛。
       アリアケスミレに似ているが、葉が少なく真っ直ぐ立ち、本州中部では高地に生える。

  • 分布・生育地

  •  本州(愛知県以北)〜北海道
     低地の湿地や高地の草原

  • 花期
  • : 5〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  2001年6月13日 長野県霧が峰
     中・花1 1997年6月7日   同 上
     下・花2 2013年6月6日   同 上

  • 撮影記

  •  初めてこの花を見たのは北海道根室市の海岸の湿った草原だった。少数の花がひっそりと咲いていた。
     本州中部の高原では、草原や林間で多くの花をつけかなり華やかに見える花である。
     シロスミレの仲間は、本州(近畿以西)にホソバシロスミレがあり、分布は重なることなくすみ分けている。

    同じ科の仲間の花
花1

花2