タカオスミレ(高尾菫)

Viola yezoensis forma discolor


タカオスミレ1

  • 科名・属名
  • : スミレ科 スミレ属

  • 特徴

  •  草丈5〜12cmの多年草。
     ヒカゲスミレの品種で、葉が茶褐色〜暗紫色になるものをいう。
     花は白色で花弁には暗紫色の筋が入る。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州 山地の湿り気のある半日陰

  • 花期
  • : 4月上旬〜5月中旬

  • 撮影月日・場所

  •  1999年4月14日 東京都高尾山
     下 1986年4月27日 同上
     拡大写真あり(写真をクリック)

  • 撮影記

  •  高尾山だけにあるわけではないが、和名に高尾の名がつくほど高尾山には多く、母種のヒカゲスミレとともに沢沿いの林縁などで群生している。
     花期的には4月半ば頃がピークのため、早咲きのアオイスミレなどは終わっている。
     葉の色は典型的な暗紫色のものからヒカゲスミレの緑色まで連続的で、線引きが難しい。
タカオスミレ2