クリンユキフデ(九輪雪筆)

Bistorta suffultum


クリンユキフデ1

  • 科名・属名
  • : タデ科 イブキトラノオ属

  • 特徴

  •  草丈15〜40cmの多年草。
     茎は直立する。
     根出葉は卵状心形で、長さ5〜10cm、幅3〜7cm。先は尖り無毛で、長い柄がある。茎葉は茎を抱く。
     花は茎頂および葉腋に短い穂状花序となって密につき、白色で長さ2.5〜3mm。花弁はなく萼は5裂する。
     そう果は3稜形で、卵形、褐色で光沢がある。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州  山地の林内

  • 花期
  • : 4〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年5月24日 長野県戸隠森林公園
     下 1993年5月8日 長野県軽井沢

  • 撮影記

  •  イブキトラノオより少し小さく、ハルトラノオより大きなこの花、若葉に覆われた初夏の林下で見かける。本州では比較的深い山の林下に多い。
     この時期、いろいろな春から夏の花が咲き乱れ、地味なこの花には気がつかず通り過ぎてしまう。
     ただ、花穂の白い部分を雪の筆に、何段にも咲く様子を九輪塔のように見立てた和名の付け方にはセンスを感じる。

    同じ科の仲間の花
クリンユキフデ2