オオハルタデ(大春蓼)Persicaria vulgaris var. pubescens |
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草丈約1mの1年草。 茎は直立し、上部で分枝し、葉とともに少し毛がある。 葉は互生し、披針形で長さ15〜20cm。先は鋭尖形、基部はくさび形で、側脈の数が少なく、裏面に腺点がない。 托葉鞘は筒形で、短い縁毛がある。 花は穂状の総状花序になり、先は垂れ下がる。花被は淡紅色で5裂し、花被にある脈は釣針形に曲がらない。 日本全土 空地、道端、河川敷 2005年6月19日 東京都日野市 梅雨入り後も好天が続き、散歩がてら多摩川の支流に花見に出かけた。雑草が生い茂る河川敷に、大きなイヌタデが2種類咲いていた。 1mを超えるイヌタデの仲間は、本種とオオイヌタデがあり、葉の毛や葉脈の数、托葉鞘の毛、花被片の脈の形などで見分けるが、一見すると非常によく似ている。 この花は、名前にハル(春)がついているにもかかわらず、花期は夏から秋なので、その点でも紛らわしい。 チェックした結果、1種はオオケタデもう1種は、葉の様子から見てどうもこの花のようだ。ただ、托葉鞘などの特徴のアップを撮り損ねているので、再確認が宿題となっている。 同じ科の仲間の花 |