スナジタイゲキ(砂地大戟)

Chamaesyce atoto


スナジタイゲキ

  • 科名・属名
  • : トウダイグサ科 ニシキソウ属

  • 特徴

  •  草丈15〜30cmの多年草。
     茎は根元から分枝して基部は木質化し、毛はない。
     葉は対生し、卵状長楕円形〜狭卵形で、長さ2〜3cm、幅1〜1.5cm。やや多肉質で左右不対称、全縁。
     花は茎頂や葉腋から出た枝の先に集散状に杯状花序がやや密生する。
     腺体は横長の楕円形〜卵形。刮ハは直径3mm程度で平滑、無毛。

  • 分布・生育地

  •  九州(屋久島以南)〜沖縄 海岸の砂地

  • 花期
  • : ほぼ1年中?

  • 撮影月日・場所

  •  2004年3月28日 沖縄県石垣島
     アップ 2006年3月17日 沖縄県石垣島

  • 撮影記

  •  南の島の海岸の砂浜や岩場などにひっそりと咲いている。
     同じトウダイグサ科でもイワタイゲキは明るい黄緑色の苞葉ですぐに気がつくのに対し、この花はそのつもりで探さないと見つからないほど地味だ。
     西表島では砂浜のグンバイヒルガオやスナヅルに隠れるように咲いていた。

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花アップ