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- 科名・属名 : トウダイグサ科 トウダイグサ属
- 特徴 :
草丈50〜80cmの多年草。
葉は互生し、披針形〜倒楕円状披針形で長さ5〜6cm、幅5〜7mm。先は鈍頭、基部はくさび形、縁には細かい鋸歯がある(全縁の場合もあり)。両面に短い軟毛があるが、無毛の場合も多い。
茎頂に5個(時に3〜7個)の小さな葉を散状に輪生し、5本の枝を出し、その先に杯状花序をつける。
花序の下の苞葉は菱状卵形、腺体は広楕円形で黄色、子房の表面にはいぼ状の突起が密生する。
- 分布・生育地 :
本州〜九州 (国外:朝鮮、中国) 丘陵地や山地の草地
- 花期 : 6〜7月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 1996年7月20日 千葉県山武郡 中上・全体2 2018年6月8日 新潟県南魚沼市 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中上・花序 同 上 左下・花 2016年7月17日 同 上 右上・苞葉 2018年6月8日 新潟県南魚沼市 右下・茎葉 同 上
- 撮影記 :
生育場所も草姿にも変化が多いことが知られている。
山でも見たが、写真は湿地帯の草地に咲いていたもので、こんなところにも生える。
トウダイグサの仲間は、花は目立たないが、アップで見ると非常に面白い形をしている。
アップでもこの花の特徴である子房の突起がわかると思うが、マルミノウルシやナツトウダイなどでアップの面白さを味わってほしい。
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