クニガミヒサカキ(国頭姫榊)Eurya zigzag |
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注.APG分類ではペンタフィラクス科(モッコク科、ヒサカキ科)、学名同様 高さ2〜5mの常緑低木または小高木。 全体無毛で、小枝は多少ジグザグに曲がり、緑色で稜角が著しく、有翼状になることもある。 葉は互生し、長楕円形〜長楕円状披針形で、長さ4〜7cm、幅1.5〜2.7cm。厚い革質で光沢があり、先は鋭頭凹端、基部は鋭形、鋸歯は小さい。 花は雌雄異株で、葉腋に1〜2個下向きに咲き、淡緑色で径約6mm。花柄は長さ約1mm。雄花は雄蕊が25〜30個あり、雌花には雄蕊はない 果実(液果)は径約4mm、黒色に熟す。 沖縄(本島、石垣、西表) 渓流沿い 2012年2月25日 沖縄県国頭郡 下・花 同 上 強い冬型の場合、沖縄の天気はどんよりと曇り時には雨もパラつくことが多い。 この日もそんな天候の中、沢に降りクニガミサンショウヅルを探したが、まだ蕾の株ばかりだった。 ナガバハグマを撮影し戻る途中、沢に張り出して咲いているこの花に出会った。 暗い上にやや風もあって写るかどうか心配だったが、何とか見られるカットがあった。 同じ科の仲間の花 |