アオツヅラフジ(青葛篭藤)

Cocculus trilodus


アオツヅラフジ

  • 科名・属名

  •  ツヅラフジ科 アオツヅラフジ属

  • 特徴

  •  落葉生の籐本(つる性木本)。
     茎は細く、他のものに絡み付いて伸び、葉とともに黄褐色の毛がある。
     葉は広卵形〜卵心形で、しばしば浅く3裂し、長さ3〜12cm、幅2〜10cm。
     花は枝先および葉腋から細長い円錐花序を出し、黄白色で雌雄異株。萼片は6個、広卵形で外側の3個は小さい。花弁は6個、雄しべは6個、
     果実は球形で、径約7mm。藍黒色に熟し、白粉を帯びる。

  • 分布・生育地

  •  本州〜沖縄  山野の道端

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年6月30日 鹿児島県屋久島
     中・花   同 上
     下・果実 2005年10月30日 愛知県犬山市

  • 撮影記

  •  この仲間で一番よく見かけるのはこの花で、山地でも平地でも海岸端でも見られ、また本州から沖縄まで広く分布する。
     葉の形にも変化が多く、図鑑などで「卵円形で3浅裂」すると書かれているが、ほとんど卵心形のもの(これが一番多い気がする)から一番上の写真のように、まるで違う種類の葉のようなものまである。
     見分け方は、雄しべの数などもあるが、花が小さくて見にくく、わかり易いのは茎や葉に毛の多いことである。よく似たツヅラフジ(オオツヅラフジ)と見分ける際の大きなポイントになる。
     この植物が輝くのは、名の通り果実が青色に熟す秋である。落葉し初め見通しの良くなった林縁で、藍青色の球は黄色や赤の色づいた葉と美しい絵を見せてくれる。

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花

果実