イズモサイシン(出雲細辛)

Asiasarum maruyamae


イズモサイシン1

  • 科名・属名 :
     ウマノスズクサ科 ウスバサイシン属
     注.APG分類では、カンアオイ属で学名(Asarum maruyamae)

  • 特徴 :
     草丈10〜15cmの多年草。
     葉は卵心形で長さ6.5〜11cm、幅5〜9cm。先は尖り、基部は心形、斑紋はない。葉柄は9〜12cm。
     花は茎の先に1個つき、萼筒はつぼ形で、径10〜14mm、長さ7.5〜9mm、喉部は5〜7mm。表面はオリ−ブグリーン(暗灰黄緑色)で小さな紫色の斑点があり、内面は暗紫色で15〜17本の縦筋がある。萼裂片は5角形で、長さ5.5〜9mm、先は尖って縁は波打ち、斜開する。雄しべは12個。

  • 分布・生育地 :
     本州(島根県) (国外:日本固有)
     川沿いの林下、林縁

  • 花期 :  3〜4月

  • 撮影月日・場所 :
     2013年4月7日 島根県
     中、以下全て    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     2007年、ウスバサイシン属が4つに分けられた。それらを一つずつ撮影し、最後の1つを撮影するため、島根県まで遠征してきた。
     その日は爆弾低気圧が通過して朝から雨風が強く、県境の峠では薄っすら雪も積もっているような悪天候だった。
     現地に到着し寒さに震えながらしばらく歩くと、斜面にウスバサイシンの葉が見つかった。
     花もいくつか咲いている。萼筒上部の括れが強くウスバサイシンとはかなり感じが違うし、クロフネサイシンとも違っていた。
     シトシト降る雨が雨具の中まで浸み込み震えるほどだったが、ネットで見ても自生の生態写真が見当たらない花だけに、寒さをこらえて撮影した。
     ただ、フィルムスキャナーの性能が悪く、綺麗な写真で紹介できなかったのが残念だ。

  • 花

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イズモサイシン2

花側面