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- 科名・属名 :
ウマノスズクサ科 カンアオイ属 注.APG分類では、学名(Asarum kooyanum)
- 特徴 :
葉は卵形で、長さ6〜10cm、幅4〜8cmの多年草。
先はいくらか尖り、基部は心形。表面は明るい緑色、いくらか光沢があり、白班が入り、毛を散生する。
萼筒は茶褐色〜淡赤褐色で長さ10〜12mm、萼裂片は薄くて小さく、上面は無毛で長さ4〜6mm。萼筒内部の隆起線は低い。花柄は長い。
- 分布・生育地 :
本州(和歌山県) (国外:日本固有) 山地林下
- 花期 : 5〜6月
- 撮影月日・場所 :
2003年5月4日 和歌山県 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 下・花 同 上
- 撮影記 :
高野山の和名のとおり和歌山県の一部地域に分布している。
この花があると聞きGWに和歌山県に出かけた。工事中で目的地近くまでタクシーが入らず、長い林道歩きとなった。
新緑の中、心地よい風を受け花を見ながらの歩きは楽しい。ハルノタムラソウやチャボシライトソウなど初めて出会う花もあったうえ、この花にも出会えた。
図鑑などでも出ていないことが多いので、花柄の長いのに驚いた。
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