チャボシライトソウ(矮鶏白糸草)

Chionographis koidzumiana


チャボシライトソウ1

  • 科名・属名
  • : ユリ科 シライトソウ属

  • 特徴

  •  草丈15〜40cmの多年草。
     根出葉は卵形〜狭卵形、長さ2〜8cmと小型で、明瞭な柄がある。
     花は花茎の先にややまばらにつき、花披片は白色〜緑白色〜帯紫色で、上の3〜4個の花被片は1〜2cmと長い。

  • 分布・生育地

  •  本州(愛知、和歌山県)、四国、九州
     山地の明るい林床や岩上

  • 花期
  • : 5〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年5月4日 和歌山県
     中 2006年5月29日 鹿児島県屋久島
     アップ 2003年5月4日 和歌山県

  • 撮影記

  •  和歌山県の奥深い山中にコウヤシロカネソウを探しに出かけた。
     最奥部までタクシーで入るはずが、途中がけ崩れで5〜6km手前で降ろされてしまった。
     時間の余裕はそんなになかったが、歩くしかない。せっせと先を急ぐ中、曲がり角の先でこの花を見つけた。
     こんなところで会える花とは思っていなかっただけに喜びも倍だった。
     シライトソウに比べやや小型ということで、チャボと付けられているが、花はずっと大きい(長い)。
     この花の花被片は帯紫色で、近くにあった白色の株に比べると、雰囲気も美しさも大分違った。

     和歌山県で初めて出会った時は、シライトソウよりずいぶん大きな花だと思った。  2006年初夏、屋久島に出かけると、林道脇や登山道際でごく普通に見られる花だった。
     高さは10cm程度のものもあり、チャボの名にふさわしい花もあったが、花は相変わらず大きかった。色も、茶系統だけでなく、白や緑色系の花もあった。

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緑色花アップ

帯紫色花アップ