マルミノヤマゴボウ(丸実の山牛蒡)

Phytolacca japonica


マルミノヤマゴボウ

  • 科名・属名
  • : ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属

  • 特徴

  •  草丈1m程度の多年草。
     茎は太く円柱形で直立する。
     葉は互生し、長楕円形〜卵状楕円形で、長さ10〜15cm、先は鋭尖頭。
     花序は頂生の総状花序となり、花弁はなく、花弁状の萼片は淡紅色を帯び、径約8mm。花序は果期にも垂れない。
     液果は7〜10個の分果からなるが合生し、ほぼ球形で黒紫色に熟す。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方以西)〜九州  山地

  • 花期
  • : 6〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年8月15日 静岡県浜松市天竜区
     下、花・液果   同 上

  • 撮影記

  •  山沿い集落を抜けた石垣の上に、紅紫色の花が咲き、先端部分にははちきれそうに黒熟した液果がついていた。
     この花、最初は淡紅色を帯びた白い花であるが、時間とともに熟女のような何とも言えない紅紫色に変る。
     花穂はヤマゴボウと同じように直立するが、花が白色から次第に紅紫色に色付くことや、果実の心皮がくっついて球状になることが違いである。
     街中にもあるヨウシュヤマゴボウも花が紅紫色になるが、こちらは花穂が直立せず垂れ下がるので見分けられる。

    同じ科の仲間の花
液果