ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草)

Chrysosplenium kiotense


ボタンネコノメソウ1

  • 科名・属名 : ユキノシタ科 ネコノメソウ属

  • 特徴 :
     草丈約10cmの多年草。
     根出葉は花時まで残り、葉身は円形〜楕円形で、表面の脈が目立つ。
     花弁はなく、下部の苞は卵形で柄があり、上部の苞は広卵形で鮮黄色。萼裂片は4個で花時には直立し暗赤褐色、雄蕊は8個、長さ1.5〜2mmで、萼片より短く、裂開前の葯は黄色。花柱は長さ0.8〜1mm、萼裂片より短い。

  • 分布・生育地 :
     本州(岐阜県以西の日本海側) (国外:日本固有)
     山地の谷沿いの湿った場所

  • 花期 :   4〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1987年4月19日  岐阜県山県郡
     中・全体2、以下全て    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     ホクリクネコノメソウによく似ていて、萼片の色や雄蕊の長さが違う。
     本州の岐阜県より西の日本海側に分布している。
     イワザクラを求めて岐阜県の山奥に出かけた際、スギ林の下で咲いていた。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
ボタンネコノメソウ2

花