トウノウネコノメ(東濃猫の目)

Chrysosplenium pseudoilosom


トウノウネコノメ1

  • 科名・属名 : ユキノシタ科 ネコノメソウ属

  • 特徴 :
     草丈5〜10cmの多年草。
     コガネネコノメソウに似るが、萼片は丸みを帯び、雄しべは6〜8個と少なく、萼片より長く飛び出るのが最大の特徴。葯は鮮黄色。

  • 分布・生育地 :
     本州(岐阜県、愛知県) (国外:日本固有)
     山地の沢沿いの水湿地

  • 花期 :   3〜4月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2004年4月4日  愛知県瀬戸市
     中・全体2、以下全て    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     瀬戸市の花仲間の案内で、早春の美濃・三河路を回った。
     シデコブシやハナノキを見た後、最大の目的であった本種に向かった。
     朝方から降り出した雨が本降りになるなか、やや水量の増えた沢を遡行すると、沢沿いにポツポツこの花が現れてきた。
     雄しベが萼裂片より長く飛び出すのが特徴で、小さい花に目を凝らすとその特徴がはっきりわかった。

  • 葉

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トウノウネコノメ2

花