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- 科名・属名 : ビャクブ科 ナベワリ属
- 特徴 :
草丈45〜60cmの多年草。
茎は太く紫色を帯びる。
葉は卵状楕円形で普通7〜11個、長さ8〜20cm、幅5〜10cm。3〜5脈がある。
花は葉腋から細い花茎を出して小さい花を単生し、花被片は4個で長楕円形〜狭卵状楕円形、紫褐色を帯び、長さ4〜5mm。花糸は太く短い。
- 分布・生育地 :
九州(宮崎県) (国外:日本固有) 山地林下
- 花期 : 4〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2015年4月17日 宮崎県 中上・全体2 2016年4月14日 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中中・花序 2015年4月17日 同 上 中下・花1、右上・茎葉 同 上 左下・花2 2016年4月14日 同 上 右下・葉 2019年4月15日 同 上
- 撮影記 :
2012年に発表された新しい種で、宮崎県に生育している。
特徴は、よく似たヒメナベワリと比較し、@花が小さく単生し、紫褐色を帯びる。A花糸が太く短い。B茎が太くて紫色を帯びる。C茎葉は普通7〜11枚、3〜5脈。という点が異なるとされている。
宮崎県内のその自生地は竹林の下で、最初に感じたのは、草丈に比べ花が小さいということだった。
その花も全体が紫褐色のものや半分だけ紫褐色で残りが黄緑色のものなど色々見られた。
宮崎県内には同時に発表されたヒュウガナベワリという花もあり、翌年花を見ることができた。
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