ショウキズイセン(鐘馗水仙)Lycoris traubii |
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草丈60cm程度の多年草。 葉は花後、晩秋に出て、翌年夏までに枯れ、線形で長さ30〜60cm、幅2〜2.5cm。黄緑色で光沢がある。 花は花茎の先に数個つき、花被片は鮮黄色で6個、長さ6〜7cm、横向きに咲き、花被片の先はやや反り返る。雄しべと雌しべは花被片より突き出し、花糸、葯は黄色。 果実は円柱形で径約1cm、緑色に熟す。 四国〜沖縄 暖地の山野 2010年10月15日 沖縄県与那国島 中 1994年9月24日 鹿児島県奄美大島 下・花 同 上 秋に訪れた奄美大島、南の島は来る機会が少なかっただけに、初めての花々に興奮を抑えられなかった。そんななか、この花の名を聞き鬱蒼とした林下へ入り込んだ。 「こういうところはハブがよくいるんだ」と、地元のYさんはハブたたき棒で草むらを払う。その向うに黄色のヒガンバナが見えた。黄色のヒガンバナなど見たこともなかっただけに、ハブの恐怖も忘れ魅入った。 ここには、当時絶滅種とされていたリュウキュウスズカケも見られ、嬉しくて飛び上がらんばかりだった。 秋に訪れた与那国島では、海岸近くの隆起石灰岩の岩間や草地に点々と黄色のこの花が咲いていた。 牛が食べないせいか、牧場内にもこの花は咲いていた。 同じ科の仲間の花 |
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