タカクマソウ(高隈草)

Sciaphila takakumensis


タカクマソウ1

  • 科名・属名
  • : ホンゴウソウ科 ウエマツソウ属

  • 特徴

  •  草丈5〜10cmの多年草。腐生植物。
     茎は枝分かれせず、全体に赤紫色を帯びる。
     鱗片葉は卵形で、長さ1〜2mm。
     花は2〜5cmの総状花序となり、4〜10個の花を付ける。花序の上部には雄花、下部に両性花がつく。
     苞は卵形で長さ約2mm、花柄は長さ3〜10mm。花被は4深裂し、裂片は卵状披針形で反り返る。雄しべは4個、花糸は短い。心皮は約20個、白色で楕円形、花柱は心皮の側面につく。

  • 分布・生育地

  •  九州(南部)〜沖縄

  • 花期
  • : 7〜10月?

  • 撮影月日・場所

  •  2010年7月11日 沖縄県
     中、下・花   同 上

  • 撮影記

  •  腰を屈めて視線を低くし、地面をなめるように見ていくと、ナヨナヨした赤い紐のようなものが生えているのが目に入った。大きさは5cmくらいだろうか。ルーペで覗くと、紐から左右に延びた枝の先にピンクのブツブツが下垂している。ホンゴウソウウエマツソウではない。
     小さいとは聞いていたが、それにしても小さい。他にも2〜3株見つけたが、中には2〜3cm位の株もあった。
     タカクマ(高隈)の名が付くように鹿児島県の高隈山で見つけられ、その後奄美や沖縄でも見つかっているが、こんな大きさでは自生地がわかっていても見つけるのは容易ではない。
     目的の花の開花には出会えなかったが、花期的に少し早すぎると思っていたこの花に出会えただけでも幸せな気分になれた。

    同じ科の仲間の花
タカクマソウ2

花