コウボウシバ(弘法芝)

Carex pumila


コウボウシバ1

  • 科名・属名 :
     カヤツリグサ科 スゲ属(シオクグ節)

  • 特徴 :
     草丈10〜30cmの多年草。
     根茎は長く横に這い、疎らに生える。
     葉は幅2〜4mm、基部の鞘はなく、暗赤色を帯びる。
     上部の2〜4個の小穂は雄性で長さ2〜3cm。下部の1〜3個の小穂は雌性で長さ1.5〜3cm。互いに接近してつく。
     雌花の鱗片は狭卵形形鋭尖頭で果胞と同長、短い芒がある。

  • 分布・生育地 :
     日本全土 (国外:東アジア、オーストラリア、チリ)
     海岸の砂地、時に河原

  • 果期 :  4〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     2016年4月30日  神奈川県茅ヶ崎市
     中、下左・雌小穂、下右・雄小穂    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     記録を参考に訪れた湘南の海岸、GW期間中だったこともあり、海岸にも海岸近くの遊歩道も人で一杯だった。
     海岸に向かって歩いていくと、クロマツの防風林のあたりで早速このスゲが見つかった。
     図鑑で見ている時シオクグによく似ていて違いがわかるかどうか心配だったが、シオクグは雌小穂が離れてつくのに対し、このスゲではかたまってつくこと、果胞の嘴が段々に狭まっていくことなど相違点はしっかり確認できた。
     また、生育環境も海岸の砂浜と、シオクグの海岸の塩湿地であるということも異なる。
     更に海に向かって行くと、今度はコウボウムギが砂浜の上にいくつも生えていた。
     このスゲは雌雄異株ということもありすぐに見分けられ、生育環境も少し異なり混生していることはなかった。
     

  • 雄小穂

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コウボウシバ2

雌小穂