カンダヒメラン(神田姫蘭)

Malaxis kandae


カンダヒメラン

  • 科名・属名
  • : ラン科 ヤチラン属

  • 特徴

  •  草丈20〜40cmの多年草。
     夏緑性で、葉は互生して5〜6個つき、楕円形で長さ6〜14cm。
     花は総状花序となり、やや疎らに多数個つく。花は帯紫緑色〜濁紫色で、径約1cm、背萼片と側花弁は反り返るが、側萼片と唇弁は内側に窪む。唇弁は長さ約6mm、先は2裂し、基部は耳状になり蕊柱を包む。

  • 分布・生育地

  •  沖縄県(沖縄島、石垣島、西表島)
      山地の湿った林床や湿地

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年8月23日 沖縄県西表島
     下・花  同 上

  • 撮影記

  •  サバリバナの生える湿地、一歩踏み込むたびに長靴が沈み込み、先行者の歩く振動が伝わってくる。いつハブが出てきてもおかしくない、普通なら決して足を踏み入れることはない場所だ。
     こんな所にランが生えるのだろうか、木につかまり慎重に進むと、30cmくらいの花序を伸ばし、小さな紫褐色の花をまばらにつけたランが見つかった。
     これが「カンダヒメランか」、沖縄レッドデータに「サガリバナ林などの湿った林床や湿地に生える」とあったがその通りだ。咲き始めで花は少なかったが、以前やんばるの草地で見た「マツダヒメラン」にそっくりだ。生育環境は異なるが、ひよっとしたら同じ花かもしれない。

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花アップ