キンラン(金蘭)

Cephalanthera falcata


キンラン

  • 科名・属名 : ラン科 キンラン属

  • 特徴 :
     草丈30〜80cmの多年草。
     葉は5〜8枚で互生し、広披針形で長さ8〜15cm、幅2〜4cm。先は鋭く尖り、根元は茎を抱く。
     花は茎頂に3〜12個上向きに咲き、黄色で半開する。萼片は卵状長楕円形で長さ1.4〜1.7cm、側花弁はやや短い。唇弁は3裂し、中裂片の内側に黄褐色の隆起したヒダがある。
     花の色が帯白色のものがあり、
     シロバナキンラン(f. albesceens)(下の写真)という。

  • 分布・生育地 :
     本州〜九州  山や丘陵地の林下

  • 花期 :  4〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     2000年5月10日  東京都八王子市
     中・花 1978年5月14日  神奈川県津久井郡
     下・白花 2015年5月3日  東京都武蔵村山市
     (下は詳細写真あり。写真をクリック)

  • 撮影記 :
     若葉の黄緑色に染まる雑木林の下、ギンランなどと同じところに咲いている。
     花弁が開いて中の朱色を見せるこの花の方が豪華で、色だけでなく咲き方も金にふさわしい。
     人里に近い雑木林に咲くため盗られて少なくなってはいる。それでも多摩丘陵の雑木林を歩くと、ちょくちょく見かける。

     この花に黄色が抜けて白っぽくなった花があると聞いていたが、黄色の花のアルビノはごく稀で目にすることはなかった。
     ある時、花仲間からシロバナがあるとの連絡を受け早速出かけてみると、唇弁を除き背萼片や側花弁が白っぽい色をした花が咲いていた。
     「シロバナキンラン」は花全体が白色になるかと思っていたが、図鑑でも掲載されている写真もこの花同様唇弁は黄色が残っているのでこれで間違いないのだろうと思う。

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花

シロバナキンラン