キバナウスキムヨウラン(黄花薄黄無葉蘭)(仮称)

Lecanorchis kiusiana f. sp(学名未定)


キバナウスギムヨウラン1

  • 科名・属名 : ラン科 ムヨウラン属

  • 特徴 :
     草丈10〜30cmの腐生ラン。
     ウスキムヨウランのアルビノ。
     違いは、全体に黄色で、特に唇弁の内側の毛が赤紫色でなく、淡黄色になる。

  • 分布・生育地 :
     本州(関東地方以西)〜沖縄 (国外:台湾、済州島)
     常緑広葉樹林下

  • 花期 :   5〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2021年5月31日  愛知県
     中上・全体2、以下全て    同  上
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     ウスキムヨウランは関東地方〜沖縄にかけ所々で見ていたが、ランに詳しい花仲間からアルビノの花があると教えられ、愛知県まで遠征した。
     常緑林下の斜面、ウスキムヨウランが点々と生えるなか、全体に黄色になったこの花が混じり、遠くからでもはっきりとわかった。
     唇弁に赤紫色の毛があるのがウスキムヨウの特徴であるが、この花はその部分が淡黄色になっていた。
     この林下にはムヨウラン
  • も生えていて、ムヨウランづくしの1日だった。
     調べて見たが、まだ学名はつけられていないようだ。
    同じ科の仲間の花
キバナウスギムヨウラン2

花序

花