コクラン(黒蘭)

Liparis nervosa


コクラン

  • 科名・属名 : ラン科 クモキリソウ属

  • 特徴 :
     草丈15〜30cmの多年草。
     葉はゆがんだ広楕円形で長さ5〜12cm。2〜3枚根元につき、葉脈の間が広く水平に広がる。
     花は暗紫紅色でまばらで総状に5〜10個つく。唇弁は反曲し基部に淡緑色の葯帽がある。

  • 分布・生育地 :
     本州(茨城県以南)〜九州  常緑樹林下

  • 花期 :  6〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     1996年7月20日  千葉県山武郡
     中・花 1986年7月13日  神奈川県横須賀市
     下・黒軸 2011年7月14日  高知県安芸郡

  • 撮影記 :
     海岸近くの常緑広葉樹林下に多く、杉などの植林下でも咲いている。
     同じ仲間のユウコクランシマササバランとそっくりである。
     この花の方が北の寒い地方まで分布しているため、花数が少なく、草丈も小さいと考えられないだろうか。
     比較的普通種のランであるが、2011年、この花に関して変わった出来事があった。
     一つは、小笠原でこのランを見たことである。それがどうしてかというと「小笠原植物図譜」にこの花が分布していることがでていなかったため、何か知らないランかと思って一杯撮影してしまった。
     もう一つは、高知県で花軸が黒色(赤黒色)の花に出会ったことである(一番下の写真)。関東では緑色の花軸のものしか知らなかっただけにびっくりした。地元の方は「クロジクコクラン」と呼んでいた。

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花

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