リュウキュウカイロラン(琉球かいろ蘭)

Cheirostylis liukiuensis


リュウキュウカイロラン1

  • 科名・属名
  • : ラン科 カイロラン属

  • 特徴

  •  草丈10〜15cmの多年草。
     根元に数枚葉をつけ、葉は卵形で長さ1.5〜3cm、赤紫色を帯びる。
     花は総状花序となって数個つき、一方向を向いて咲く。萼片と花弁は淡赤褐色、萼片は中央まで筒状となり、長さ3〜3.5mm。花弁は披針形で長さ3〜3.5mm。唇弁は白色で長さ約5mm、先はY字に分かれ、付根に淡緑色〜燈黄色の斑がある。
     別名 アカバシュスラン

  • 分布・生育地

  •  鹿児島県屋久島・種子島〜沖縄
     常緑広葉樹林下

  • 花期
  • : 2〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年3月1日 沖縄県沖縄島
     中 1994年3月19日 鹿児島県奄美大島
     下・左 2008年3月1日 沖縄県沖縄島
     下・右 2009年5月2日 沖縄県沖縄島

  • 撮影記

  •  雨の日は、そうでなくても暗い常緑広葉樹林下は一層暗くなる。そんな中に小さなこの花が咲いていた。
     咲いているといわれなければ分からないくらいの小さな花だ。こんな小型は、どんな受粉をして子孫を残すのだろうか。
     2008年沖縄やんばるの山に出かけた。比較的多いと聞いていたが、花も葉も立派な大株にも出会えた。
     本州の山のラン類といえば、必死になって探さなければ出会えない。その点、南西諸島では林道を歩いていても、当たり前に多くのランに出会える。
     場所によってはカクチョウランツルランなど大型の花が道路際に咲いていることもある。
     特にハブの多い島ではその傾向が顕著だ。ハブに守られやっと自然が維持されているというのは寂しい限りだ。

    葉

    同じ科の仲間の花
リュウキュウカイロラン2

花アップ