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- 科名・属名 : ショウガ科 ハナシュクシャ属
- 特徴 :
草丈1〜2mの多年草。逸出帰化。
葉は互生し、葉身は長楕円形で長さ22〜55cm、幅6〜10cm。先は鋭尖形で基部には長い葉鞘がある。表面は光沢があって無毛、裏面は淡茶色の長毛が密生する。
花は白色で(黄色もあるようだ)、花弁のように見えるのは仮雄蕊。
花は茎頂に長さ15cm、幅4cm程度の花穂となり、花被片は6個、白色で芳香があり、径8〜11cm。内花被の上弁は深い凹形で基部は淡黄緑色を帯びる。花筒は長さ約6cm。苞は倒卵円形で重なってつく。
- 分布・生育地 :
逸出帰化(インド、マレーシア原産) やや湿った場所
- 花期 : 6〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2005年6月12日 沖縄県西表島 中上・全体2 2015年10月8日 沖縄県国頭郡 中下・全体3 2022年9月15日 神奈川県川崎市 (上、中上、中下は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・花、右下・葉2 2015年10月8日 沖縄県国頭郡 右上・葉1 2022年9月15日 神奈川県川崎市
- 撮影記 :
ショウガ科の植物で、花のない葉の状態では、ミョウガやアオノクマタケランなどに似ている。
夏に西表島の林縁の湿った草むらに、白い清楚な花を咲かせていた。沖縄では所々で逸出しているものを見かける。
花には芳香があり、観賞用や香水の原料などに使われているようだ。
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