- 科名・属名 ： ユリ科 キバナノアマナ属
- 特徴 ：
- 分布・生育地 ：
- 花期 ： ５〜６月
- 撮影月日・場所 ：
- 撮影記 ：
草丈１０〜１５ｃｍの多年草。
茎は軟弱で、他のものにもたれかかっていることが多い。
葉は線形で１個つき、長さ１５ｃｍ程度、幅２〜３ｍｍ、表面がへこむ。
花は長い花茎の先に１〜３個つき、花冠は黄色で、径約１．５ｃｍ、花被片は６個で披針形。
北海道（道北、道東） やや湿った草地
2010年5月22日 北海道礼文島
中、下・左右 2007年5月12日 同 上
５月中旬の礼文島の寒さは想像以上だった。「花の浮島」と呼ばれるほど花の多いこの島に過去数回訪れていたが、いずれもレブンアツモリソウの咲き出す６月以降の訪問だった。
５月でないと見られない花との出会いを求めて出かけてきたのだが、最高気温８度、風速１０ｍ以上のヤマセの吹き付ける島の寒さは想像以上だった。
もともと花の少ない季節のうえ、寒さのせいか花弁を閉じた花が多く、期待していた花も見つからない。気分も萎え始める頃やっとこの花に出会った。
一緒に咲いているキバナノアマナが幅の広い青みを帯びた葉であるのに対し、この花の葉は線状で細く花も小さい。
その後、少し遅い時期に訪れた。注意して見ると、色々な場所でキバナノアマナと混生して咲いていて、それほど数少ないものでないことがわかった。
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