タチシオデ(立牛尾菜)

Smilax nipponica


タチシオデ

  • 科名・属名 : ユリ科 シオデ属
     (注.APG分類ではサルトリイバラ科(SMILACACEAE)

  • 特徴 :
     つる性の多年草で、長さは2〜3m。
     茎は、初めは立ち上がり他の物にからみつかないが、後に上部がつる状になる。
     葉は互生し、卵状楕円形で長さ5〜15cm。質は薄くて光沢がなく、裏面が白色を帯びる。葉柄は2〜4cm。
     花は雌雄異株で葉腋から散形花序を出して多数つけ、花弁は淡黄緑色で、雄花は花被片は線状長楕円形、長さ4〜5mm、反り返らない。雌花の花被片は長楕円形で長さ2〜3mm。
     果実(液果)は球形で径約1cm、黒熟する。

  • 分布・生育地 :
     本州〜九州   山野

  • 花期 :  5〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     2005年5月29日  広島県帝釈峡
     中・雄花 1994年5月14日  埼玉県飯能市
     下・葉 2015年5月23日  静岡県富士宮市

  • 撮影記 :
     アズマシライトソウを探しに出かけた埼玉県の山中の林縁、この花も一緒に咲いていた。
     シオデに似ているが、シオデが最初から他のものに絡み付いて伸びるのに対し、この花は最初は直立し、後で先がつる状になって他のものに絡みつく。
     また、花の写真でもわかるように花被片が反り返らないのが特徴の一つである。花期も初夏で盛夏のシオデとは異なっている。

  • 同じ科の仲間の花
雄花

葉