サンカクホングウシダ(三角本宮羊歯)

Lindsaea javanensis


サンカクホングウシダ

  • 科名・属名 :
     ホングウシダ科 ホングウシダ属

  • 特徴 :
     草丈20〜40cmの常緑性シダ。
     根茎は短く匍匐し、径1〜mm。込み合って葉をつける。
     葉身は三角形〜長楕円形で、長さ7〜20cm、幅6〜15cm。単羽状から2回羽状複葉。側羽片は少数の小羽片とそれよりはるかに大きい狭三角〜三角状披針形の頂小羽片からなるのものから、小羽片が多く頂羽片が小さいものまで色々ある。羽片は上部に向けて段々小さくなり、頂羽片は三角状で上部の小羽片より大きい。
     胞子嚢は小羽片の脈端を連ねて長く伸び、所々で寸断される。

  • 分布・生育地 :
     和歌山、高知、長崎、鹿児島県(島嶼)〜沖縄 (国外:台湾、中国(南部)〜インドシナ、マレーシア、インド)
     山地の林床

  • 撮影月日・場所 :
     2010年7月11日  沖縄県国頭郡
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     下・胞子嚢群    同  上

  • 撮影記 :
     真夏の沖縄のやや暗い林下、やぶ蚊に襲われながら小さな腐生ランを目を皿にして探したが、残念ながら見つからなかった。
     重い足取りで斜面を戻りかけると、目の前の斜面にホングウシダの仲間らしきシダが生えているのが目に入った。
     この仲間はエダウチホングウシダシンエダウチホングウシダなどを見ていたが、何となく感じが違う。
     基部の側羽片の頂小羽片は長三角形で他の小羽片より大きい。確かこのシダはそんな特徴を持っていたはず。
     胞子嚢も付いていたので撮影し、帰って調べて多分間違いないだろうと判断した。

  • その他のシダ
胞子嚢群